こんにちは!
代表の阿部です。
今日は手の形についてです!
みなさん、ピアノを弾く時は指のどこで、どのくらいの強さで弾いていますか?
指の腹?それとも爪のそば?
叩くように弾いていますか?それとも押し込むように弾いていますか?
そして手のどこに力が入っていますか?
意識していない方は、ぜひ一度、弾いている時の自分の手の感触と形をよく観察してみてください。
ピアノの打鍵する際の手の形に100%の正解はないとは思いますが、私個人としては以下の形が最良だと感じています。

ピアノの教本で、丸い手で!と書いてあるものがありますが、あまり丸くしすぎるのはお勧めしません。
指先が鍵盤に45度くらいで当たる角度が1番よいかなと思います。
ちなみに黒鍵を弾く時はもっと指が寝ます。
また、ピアノの鍵盤は叩くもの!と思っている方もいると思うのですが、どちらかと言うと「指が鍵盤に置いてある状態から、腕・手首あたりまで軽く反動をつける」というニュアンスが適していますね。
あとは親指の使い方です。
親指を真上にあげている方、良く見かけますが、上げないほうがいいです。
その方が格段にコントロールしやすいはずです。
親指は手首の動きで鍵盤からあげるだけ。
これで十分です。
ただし、親指と人差し指の空間がなくなってはいけません。
親指の動きを制すれば、他の指もスムーズに動きやすくなりますので、ぜひ注意してみてください!
また、子供の弾き方でよくある、あまり良くない弾き方を紹介しておきます。
「指の力がなさすぎて、小指や薬指で打鍵する際に手のひらが横を向いてしまう」
要するに、手のひらの体重を思いっきりのせて、小指や薬指の音を弾いているんですね。
これを続けていると、指をコントロールする筋肉が育たないままになってしまうので、なるべく早く直した方が良いと思います。
そして、それをどうやったら効果的に直せるかと言うと!
簡単です!
小さめの消しゴムを用意して、弾いている手の甲に乗せてあげましょう。
そして、「この消しゴムを落とさないように弾いてね」と言うとあら不思議。
大体直ります!
落とさないように!という具体的なミッションだとわかりますいんでしょうね。
「手のひらを下にするんだよ!」と伝え続けても直らなかった手の形があっさり直ります。
もちろん全ての人に効果があるわけではありませんが、かなり効果のある方法ですので、
「子供の手の形を直したい…」とお悩みの方は挑戦してみてください!
今回の記事は以上です!
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